ダーク・エンパイア I
Dark Empire # 5
Emperor Reborn

年 代 出 来 事 場 面 参 考
ロー・カーン(Lo Khan)「俺がどうしたって?あんたらのせいでここにいるんだぜ!」
ニンクス「ロー・カーン、助かったよ。この<ハイパースペース・マローダー(Hyperspace Marauder)>に、<ミレニアム・ファルコン>を隠してもらっていなかったらどうなっていたことか!」
カーン「ああ、ニンクス、<ハイパースペース・マローダー>の腹はでかいからな。だがお前たち、この貸しは高くつくぜ。帝国軍に見つかったら、こっちの首も危ないんだからな。わかってるな、サラ?」
サラ「ええ...みんなソロのせいよ。あたしだって、ビィス保安部にあたしの<スターライト・イントルーダー>を押収されたわ。...あの船にどれだけの時間と手間をそそぎ込んだと思う?」
カーン「お前が見たこともないくらいのお宝の山を賭けてもいいぞ...ソロと相棒はいまごろランコアの腹の中だぜ!」
サラ「太っ腹ね!無事ならさっさと出てきてくれた方がいいわ。」
ルーウィンゴ(Luwingo)「GLIGLLUG KCH AWLKCH!」
サラ「ヤカ族って本当に口が悪いわね...あんたたち、どこで知り合ったの、ロー・カーン?」
カーン「ここだけの話だが、ガモール・ランで帝国軍に追いかけられた時に助けてくれたのが、このルーウィンゴさ。それ以来、俺の用心棒だ。」
サラ「ビィスじゃ、用心棒は正解ね...ほんと薄気味の悪い星よ、ここは。ソロが出てこなければ...<ファルコン>で家に逃げ帰ったほうが良さそうね。」
ニンクス「どうして、宇宙船乗りで一杯のバーにもぐり込んでいるんだ、カーン?帝国軍は、銀河中核界へ運び屋の立ち入りを禁止してるはずだが。」
カーン「帝国軍の軍備増強のおかげさ、ニンクス。何千もの星系の海賊が、ビィスと帝国領域世界の物資輸送にたずさわっている...理由は知ってのとおりだ。」
ニンクス「なるほど...」
サラ「不満を言いたかないけど、こんな高級安酒場なんて久しぶりだわ。」
カーン「へ!」
ビィス
Byss
酒場
bistro
オーディオ・ドラマ
シーン 3-13
コミック
#5 P.2-3
カーン「おっと、俺のコムリンクだ。」
ニンクス「いや、俺のだ。ソロならいいが。ああ、ニンクスだ。」
ハン「「サラ、ニンクス、こちらハンだ!これが聞こえているかい?俺達の大計画は失敗だ。その辺にいるのなら...そう願いたいが...俺の居場所をとりあえず送信しておく!俺達はでかいトラブ.....」」
ニンクス「ソロ、了解!...ソロ?ソロ?送信しかできないみたいだ。」
サラ「さあ、ニンクス、居所がわかったんだから、<ファルコン>を引っぱり出してまた迷路に乗り込むわよ!タワーに戻るのよ!」
カーン「探査ドロイドに見つからないように、<マローダー>から発進してくれよ。この船は俺達の全財産なんだからな。万一のことがあったら、ルーウィンゴが泣くぜ!」
ルーウィンゴ「CHRA GLG ODWOGNI!」
ビィス
Byss
酒場
bistro
オーディオ・ドラマ
シーン 3-13
コミック
#5 P.3
ハン「おい、俺のコムリンクを壊したな!」
牢番「誰に連絡をとっていたのだ?」
ハン「お母様だよ。心配性だからな。」
牢番「生意気な口をきいていると後悔することになるぞ。ウーキーのお友達と一緒に監房へ入っていろ!」
ハン「大丈夫だ、チューイー。大丈夫だよ。いつものことさ。そうだろ、相棒、俺たちゃでかいトラブルに巻き込まれたんだ。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-14
ニンクス「俺達みたいな稼業は仲間を大切にしないと生き残れない。ロー・カーンはよくわかっている。これはいい考えだと思うだろ、サラ?」
サラ「まさか、カスの考えよ、ニンクス。でも<ミレニアム・ファルコン>は助かったわ。隠した<ファルコン>をロー・カーンの艦艇から出して、宇宙港を通っていくのが一番ね。」
ニンクス「やばい、探査ドロイドだ!あれは普通の巡視ドロイドじゃない...特大のハンター・キラー・プロポットだ!宇宙港の周りで、なにかを捜しているようだぞ。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-15
コミック
#5 P.4
サラ「あれは。あの明るいライトを見て...いろんな艦艇にあてているわ。」
ニンクス「ああ、前に見たことがあるぞ。あれは強化型のセンサーだ。あれは艦艇の船体を透かして、中身を全て検出するんだ。こっちを向くぞ!」
サラ「よけて!」
ニンクス「見られたかな?」
サラ「大丈夫じゃない?さあ、さっさとロー・カーンの艦艇に急いだ方がいいわ...」
ニンクス「遅かった...あのハンター・キラー・ドロイドが、<ハイパースペース・マローダー>に照準を合わせている。」
サラ「強行突破しかないわ!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-15
コミック
#5 P.4
プロポット(Probot)「「12−X7ヨリ保安本部。現在、X7A97HMニ停泊中ノ貨物船<ハイパースペース・マローダー>ヲ、スキャナーニヨリ臨検中。異常アリ−−艦艇内ニ隠サレタモウ一隻ノ艦艇ヲ検出。最重要手配艦艇ノデータト照合願イマス。」」
保安本部「「最重要手配:コレリアンYT−1300貨物輸送艇。最大積載容量100メトリック・トン。艦艇名称:<ミレニアム・ファルコン>。」」
プロポット「「識別ヲ確認中。分析表示:後方四分円間ニ、エネルギーノ増大アリ。位置:エンジン。検証結果:標的ハ発進準備中..」」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-15
コミック
#5 P.4
ニンクス「こんな気違い沙汰は初めてだぜ、サラ。」
サラ「捕まるまで待ってるなんてかなりのバカよ、ニンクス」


ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 3-16
プロポット「「12−X7ヨリ保安本部。コレヨリ手配中ノYT−1300型貨物艇ヲ拿捕スル。」」


ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 3-16
コミック
#5 P.5
サラ「これでロー・カーンに、借りが返せなくなったわね...接近してくるわ、早く撃ち落として、ニンクス!」
ニンクス「だめだ。あのハンター・キラー・ドロイドは新型の防御シールドを装備しているから、<ファルコン>のミサイルなんか小石みたいにはね返されちまう!」
サラ「牽引ビームに捕まったわ!パワーを上げて!」
ニンクス「だめだ、引きずり込まれる。」
サラ「ハンとレイアには悪いけど、とても他人の心配なんかしてられないわ!<ファルコン>だけで手一杯よ!」
ニンクス「やれるもんなら...」
サラ「つかまってて!」
ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 3-16
コミック
#5 P.5
皇帝「我が内なる聖所にようこそ、我が娘よ。」
レイア「この行動制御装置を外してくれれば少しはましよ。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-17
皇帝「はずしてやれ、センチネル。ふむ、よろしい。それでは個人的に話をしよう...」
レイア「あなたに話すことなど何もないわ。」
皇帝「我が勇敢なかわいい戦士よ。兄によく似とる。おお、そうじゃ、やつも勇敢だぞ、お前の想像以上にな。実際、お前の兄はひそかに破壊工作を企てたつもりらしいが...わしに隠し事はできぬ。」
レイア「ルークが?破壊工作を?でも、なぜ...?」
皇帝「なぜ、わしが見て見ぬ振りをしておるのか?それが必要なことだからじゃ。何もかもわしの予知した通りじゃ...すべてわしの筋書き通りに進んでおる。最後には、やつも必要なくなる。だが、お前は兄をはるかに凌ぐ存在となるだろう。」
レイア「兄は優れたジェダイです。」
皇帝「確かにな...優れたジェダイじゃ。」
レイア「・・・」
皇帝「センチネル、出ていっておれ...ジェダイと2人だけで話したいことがある。」
センチネル「はい、閣下。」
皇帝「失礼させてもらうぞ、愛しき者よ。気分がすぐれぬのだ。むう...どうやら、また転生の時が迫っているようだ。」
レイア「“転生?”それじゃ...本当だったのね、クローンを使っているのは。」
皇帝「もうすぐ、この肉体は我が偉大なるパワーを支えられなくなる。それまで、老人のとりとめのない話でもしよう。そばへまいれ、かわいいジェダイよ。見せたいものがある。」
レイア「その小さい立方体は?内側から輝いているのかしら?」
皇帝「そうじゃ。これはジェダイ・ホロクロンといってな、その昔、時期尚早の...死の床にあった老ジェダイがわしにくれたものだ。」
レイア「きれい...だわ。」
皇帝「怖がらずに手に取るがよい、我が娘よ。さあ。」
レイア「どこかで見たような...神秘的な輝き...」
皇帝「そうだ。ジェダイであるお前に反応しているのだ。」
レイア「像が...立方体から浮き上がったわ...まあ...不思議...」
皇帝「驚くことはないぞ、愛しき者よ。旧式のホログラム像にすぎぬ。いま浮かびあがっておる老ジェダイは、600年前、アデガ星系(Adega system)に住んでおったうちの一人だ。彼らはジェダイの歴史と教えをその中に残したのじゃ...お前のような未来のジェダイのためにな。」
レイア「あら!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-17
コミック
#5 P.6-8
ボド・バス(Bodo Baas)「ジェダイよ...ボド・バスの言葉を聞け。かつて暗黒面を打ち負かすべくその秘密を学んだ者たちがいた。わしの知る限り3人いたが、成功したものは皆無である。滅んだ、全員滅んでしまった。暗黒面に囚われたのは、ウリック=ケル・ドローマ(Ulic Qel-Droma)が最初であった...」
レイア「これはジェダイの教えを伝える道具。あなたに所有する権利はない!」
皇帝「おお、何を言っておる。わしこそ全ジェダイのマスターではないか。お前の父もわしの弟子じゃ!ホロクロンを渡せ。」
レイア「父だけでは飽きたらず、兄まで奪うつもり?兄は大変な危機にさらされているわ...」
皇帝「お前の愚かな兄はほんとうに世話がやける。わしを見ろ、無力な老いぼれにすぎぬ...もうすぐ、全ての偉大なジェダイのように...お前の実の父のように... わしはこの脆弱な肉体から離れる。お願いじゃ、この死にかけている老人をベッドへ連れていってくれぬか...」
レイア「墓場へ連れて行ってあげるわ!」
皇帝「不作法なことを。よろしい、自分で行こう。あそこじゃ。しばらく横になる。そばにいてくれ。お前はこれから世にも稀なる一瞬に立ち会うことになる。暗黒面はわしに素晴らしい力を与えてくれた。我がクローンに乗り移る力をな。実際には誰にでも乗り移ることができる...わしはその中の魂に憑霊することができるのじゃ。お前の...子供にさえな。」
レイア「私の子供たち?私の子供たちはあなたの手の届かないところにいるわ!」
皇帝「最初の二人の子は、そうかもしれんが...言ったのはお前の子宮に宿っている子のことじゃ。」
レイア「...わかっていたの?」
皇帝「そうじゃ、愛しきジェダイよ。お前の次の子はわしのものじゃ。」
レイア「させるもんですか!」
皇帝「待て、ベッドの端を持ってどうする気じゃ?アググググ!足が...折れた...」
レイア「そんな無力な状態でベッドに横になってたことが間違いのもとよ、ご老人!ハンを見つけて、ここから出て行かせてもらうわ!」
皇帝「まさに予知した通りじゃ!スカイウォーカー特有の怒気を発しおった。兄や父に勝るとも劣らぬ...今のところは...逃がしてやろう。もうすぐ、暗黒面に堕ちるであろう...やや?どうしたことだ?わしのホロクロンはどこだ?ガード!ガード!ジェダイのクズが、我がホロクロンを持ち去った!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-13
コミック
#5 P.8-10
司令官「ガードは、宇宙海賊とウーキーを外側の監房に拘置しました、スカイウォーカー卿。 それから、ご命令通りに2体のドロイドを連れて参りました。」
ルーク「大変結構。続きの報告を聞こうか、司令官。」
司令官「はい、スカイウォーカー卿。保安部の報告では、主制御信号が何者かに改変されておりまして、その結果...<デヴァステイター>を3隻失いました。」
ルーク「ふむ、それで?それを皇帝には申しあげたのか?」
司令官「そのつもりでしたが、閣下、...」
ルーク「続けろ...司令官。」
司令官「そのつもりでしたが、...あなたの妹様と内密の話し合いがあるとかで...会っていただけませんでした...スカイウォーカー卿...ですが...よく思い出せません...おかしなことですが...」
ルーク「それならお前の胸にしまっておくことだ、司令官。他にも知っている者がいたら、ただちにここへ寄こしてくれ。」
司令官「承知しました。他言はいたしません。」
ルーク「ご苦労。下がってよい。では、お前たち...」
3PO「はい?」
ルーク「あの技術ステーションからR2をはずして、ここへ連れてこい!」
3PO「了解しました、ルーク様。」
ルーク「わかってるよ、R2.でも私を信じてくれ。メイン・プログラムは直してやるから...いつかな。でも今は、この計画のためにお前のメモリー空間全部が必要なのだ。」
レイア「ルーク!」
3PO「レイア様!あの、ルーク様、レイア様がお見えです!皇帝から解放されたようです!」
ルーク「やあ、レイア。来ると思っていたよ。」
3PO「ああ、レイア様、ルーク様に注意するようおっしゃってください!R2のメモリーにデータを詰め込みすぎておられます!R2は単純なアストロメック・ドロイドなのですから。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-18
コミック
#5 P.11-12
ルーク「自分の力で皇帝を遠ざけたのか、レイア。かなり、フォースが強くなったな。」
レイア「ルーク、お願い、一緒に逃げてちょうだい。暗黒面が辺りに満ちているわ。ハンも救い出さなくては。」
ルーク「レイア!お前にはわかっていない。私は自分のしていることを心得ている。心配は無用だ!レイア、お前がビィスに来てくれてよかった。お前のジェダイの力のおかげで、暗黒面の誘惑に打ち勝つことができた。」
レイア「安心するのはまだ早いわ。私、胸騒ぎがするのよ、あなたにも、私たちにも...あなたは皇帝に操られているのよ、ルーク。」
ルーク「そう思わせているだけだ。その証拠に主制御コードと皇帝の戦略計画を、こっそりR2に覚え込ませておいた!」
レイア「どうすれば、あなたを信じられるの?」
ルーク「さあ、ハンとチューイーを救い出そう。みんなそろってピナクル基地へ帰るのだ!これでも疑うのか?」
レイア「い、いいえ。」
ルーク「ガードたちがこちらに向かっている、お前を捜しにきたのだ...もはやここには用はない...早く...エレベーターに乗るんだ。ハンのいる監房区画まではあっというまだ!」」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 3-18
コミック
#5 P.12-13
ハン「聞けよ、毛顔。お前の体毛をより合わせて、 脱出用のロープができれば楽勝なんだが!」
ハン「おい、文句言うなって、そんなに重くないだろ。 このせまい窓に鉄格子があと12本もあるんだ。頼みの綱はサラとニンクスか。ここのところが緩くなれば...よし...もう少し上に上げてくれ!」
ハン「ああ、そうだ、そのままだ...相棒...これがうまくいくとは思えんな。やばい!ハンター・キラー・ドロイドに見つかったぞ!降ろしてくれ!キャノンを充填しているぞ!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-1
コミック
#5 P.14
ニンクス「よし、サラ!ぶちかませ!発射!」 ビィス
Byss
コミック
#5 P.15

ハン「大丈夫か、チューイー?帝国軍が本気で俺達を殺す気なら、こんな回りくどいことをするはずがない。あいつらは、俺達の監房にでかい穴をあけただけだ。」
ハン「ああ、ああ、見えてるよ。あのドロイドがこっちへ来る、砲撃をやめたぞ、それに...」
ハン「...開いてるのはタラップか?あれはどんなタイプのハンター・キラー・ドロイドなんだ?」
サラ「こんなタイプよ、ソロ。」
ハン「サラ!会えてよかったよ!この野郎、俺達を殺す気か?」
サラ「助けてもらったのに、ぶつくさ言うんじゃないよ!二人とも昔の恋人に借りができたわね。」
ハン「どうやってハンター・キラー・ドロイドを手に入れたんだ?」
サラ「最初はこっちが捕まったのよ。でも捕えてはみたものの、ニンクスのような天才メカニックが相手じゃ勝負にならなかったのよ。彼はメインフレームの中に入っていって、こいつのコンピューター・ブレイン脳を直結したの。命令すれば、バク転だってやってくれるわ。さあ、早く乗って!<ファルコン>はこの中よ!惑星保安部も、 ハンター・キラー・ドロイド乗っ取りに気づいているはず!」
ハン「待て、チューイー、<ファルコン>だけじゃない!レイアを捜さないと!」
サラ「そんな時間はないわ!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-1
コミック
#5 P.15-16
3PO「待ってください!待ってください!」
サラ「あたしたちの開けた穴から誰かが追いかけてくるわ。」
3PO「待って!ああ、私たちを置いていくなんて冷たい...」
レイア「口を聞いてないで速く走りなさい、3PO!」
3PO「お前はいいじゃないか!車輪がついているんだからな!」
ハン「撃つな、サラ!...あれは3POだ、R2もいる、それから...」
ルーク「ハン!」
ハン「...裏切り者め!サラ、ブラスターをよこせ!よし、農場小僧、ここでぶっ殺してやる!俺の女房はどこだ?」
レイア「ハン!やめて!もう、済んだことよ!」
ハン「レイア、どけ...暗黒面に取り込まれた野郎だ!生かしておいたら、何をするかわからん!」
レイア「ハン...一緒に行くのよ...ルークは、<デヴァステイター>を止めるコードを手に入れてくれたの!」
ルーク「レイアの言うとおりだ、ハン。私の計画がうまくいけば、今度こそ帝国はおしまいだ、永遠にな!」
ハン「わかったよ...それがほんとうなら、そんな悠長なことを言ってないで、今すぐ皇帝をやっつけたらどうなんだ。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-1
コミック
#5 P.16-17
サラ「保安警備隊よ!ソロ、おしゃべりはそこまで。急いで、みんな!」
3PO「ああ、置いていかないでください!」
ハン「チューイー、金ピカ野郎を掴んで中へ引っ張り上げろ、ドアを閉めるぞ!」
3PO「誰も私のことなんて気にしてくれないんだから。ああ...」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-1
コミック
#5 P.17
3PO「チューバッカ!なんて言葉だ!そんな言い方、聞いたことがないぞ!」
ハン「敵が来たぞ、敵だ!そこにあるのは俺の美しい船じゃないか!もう二度と会えないかと思ってたよ。」
サラ「ニンクスはあそこよ、通路にいるわ!」
ハン「用は済んだ!引き上げるぞ、ニンクス!」
ニンクス「<ファルコン>を出せ!ハンター・キラーの標的コンピューターに細工して、帝国軍コードを発信しているものはなんでも撃ち落とすようにセットした!でも、1艦隊がこっちへ向かって来ている。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-2
コミック
#5 P.18
インペリアル・タワー警備隊「反逆プローブ・ドロイドだ!破壊しろ!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-2
コミック
#5 P.18
ニンクス「ソロ、<ファルコン>へ急げ!このドロイドはもうすぐ木っ端みじんだ!」
サラ「いいわよ、ハン、ニンクスは乗り込んだわ!ここを飛び出すのよ!」
ハン「言うとおりにするぜ、サラ、スウィートハート!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-2
コミック
#5 P.18
ハン「よし、ハンター・キラーから無事に出られた。シールドを上げろ、チューイー。」
レイア「ハン、あなたには余計な注意を引きつける癖が確かにあるわね。」
ハン「あんな巡視艇ごときは問題じゃない、スウィートハート。<ファルコン>なら、ひと吹かしでぶっちぎりだ。 チューイー、光速航行、用意!」
3PO「あの、船長、惑星シールドはどうなさるおつもりですか?ぶつかってしまいますよ!」
ハン「俺もそう思うよ。レイア、現在位置から高次空間へ跳躍する計算をしてくれ。」
レイア「でも、ハン、まだ大気圏内にいるのよ!今、跳躍をしたら...」
ハン「わかってる、わかってる、大気圏で燃え尽きるかもしれん。だがな、お前のかわいい笑顔をもってしてもシールドは開けられんから、これしかないんだ!」
レイア「何をするつもりかわかってることを願うわ...」
ハン「チューイー、シールドまでの距離は?」
3PO「2キロメートル?そんなことができるはずはありません!1.5キロメートル...」
ハン「航法コンピューターの計算終了...」
3PO「1キロメートル...」
ハン「亜光速エンジンを切れ...」
3PO「500メートル...」
ハン「高次空間に入るぞ...」
3PO「もうおしまいだ!」
ハン「行け!」
ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 4-3
コミック
#5 P.19
ハン「エネルギー・シールドを通り抜けたぞ。やややっっったたたぞぞぞそぞ....」
レイア「やややっっったたたた?なななにににににかかおおおかかしししいいんんんじじじゃゃゃゃなななないいいののの?????」
ハン「あああ足しししががががみみ水ずずずををかか掻いいいいてていいるるるよよようううだだだだ......」
サラ「てて手手ががががききき消えええかかかかけけけててててていいるるるる...」
ハン「おおお俺れれれたたたちちちははは、、、、わわわ惑くくせ星いいいのののじじ地ばばば場ににによよよっっっっててひひ引きききおお起こここさされれれれれたたたワワワーーーームムムホホホホーーーールルルにににと閉じじじここめめめめららられれれれたたんんんんだ.....」
ルーク「わわわたたししししたたたちちのののげげ原んんしし子しがががが、、、、ここ高ううじじじ次くく空ううかかかか間んんにににささささ散んんららら乱んんししてていいいいくくく.....」
レイア「ここ航うううほほ法うううココンンンピピピュュュューーータタターーーがが.....」
サラ「なななんんんんててててててここととと....」
ルーク「あああ亜ここ光うううそそ速くくエエンンンンジジジジンンンをををししし始どどど動ううししししろろろろ!!!!!!」
ハン「きき気ががががくく狂るるるっっっったたたののかかかか?????あああ亜ここ光うううそそ速くくくエエエエンンジジジンンンンををししし始どどど動ううししししたたたらららら、、、、、こここ高ううじじじじ次くくく空ううかかか間んんんかかかからららほほ放ううりりり出だだささされれれれるるる......どどどここここににとと飛びびびだだだだだ出すすすかかわわわかかかかららららなないいいいいんんだだだぞぞぞぞ!!!!!!わわわ惑くくせせせ星いいのののかか核くくくくににとと飛びびびここ込みみみみたたいいいいののののかかかかか????」
レイア「しししし信んんんじじじててて、ハハハハンン....」
ハン「わわわわかかっっっっったたたたよよ...ししししかかししし、、、、、いいいつつつつもももルルルーーーークククはははもも問んだだだ題いいをををおお起こここししししててくくくれれれれるるるなななな、、、、ババババラララバババララララにになななるるるるののののはははおお俺れれののふふふ船ねねねなななんんだだだぜぜぜぜぜぜ........」
ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 4-3
レイア「やった。出られたようね。」
ハン「ああ、通常空間に戻ったぞ。」
3PO「ああ良かった。私のサーボ・モーターが壊れてしまうところでした!」
ハン「おい、ルーク、どうして大丈夫だってわかったんだ?」
ルーク「話したはずだ、ハン...私にはお前の想像以上のものが見えるのだと。フォースでな。」
ハン「暗黒面のやつでか?」
レイア「ハン、そんな言い方はないでしょう。ルークは...」
ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 4-3
ハン「...つまりR2のメモリー回路に、反乱軍が<デヴァステイター>を撃破するのに必要な情報が詰まっているわけか、ああ?」
ルーク「そのとおりだ。R2を高次空間コム装置に接続するんだ。そうすればただちに、高次空間を離脱せずに、<デヴァステイター>に干渉コードの送信ができる。」
ハン「そいつは凄いじゃないか!どうして前もって、その驚くような計画を教えてくれなかったんだ?」
ルーク「私を信用できない気持ちは分かるが、ハン。ビィスから、お前たちは全員無事に脱出した。私にはまだ重要な仕事が残っているのだ。もし私がしくじれば、同盟軍は最大の脅威に直面することになる。」
ハン「どういうことだ?“俺達は全員無事に脱出した”?じゃないのか?」
ルーク「違う。」
ハン「いったい何の話だ?」
ルーク「簡単なことだ...私はまだ...ビィスにいるのだ。」
ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 4-3
コミック
#5 P.20
サラ「姿が消えた?どうやって?」
レイア「私たちを行かせるために暗黒面のトリックを使って自分がいるように見せかけていたんだわ、サラ。私たちが彼をビィスに絶対に置き去りにしないことをわかっていたのよ。」
ハン「わかってるよ。あいつは裏切り者のままなんだ!」
レイア「ハン、彼は私たちを救ってくれたのよ!」
ハン「何も聞く気はないよ、レイア。ルークなんて名前すら聞きたくなくなってきたぜ...」
レイア「ルークは皇帝から私たちの子供を護ろうとしているのよ。」
ハン「ああ...何の話だ?子供たちはニュー・オルデラン(New Alderaan)にいるから安全なはずだ!」
レイア「今さら、ルークのところへ引き返すことはできないけれど、兄の身が心配だわ。ルークは先人の警告を無視して、ひどく危ない橋を渡ろうとしていのよ。」
ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 4-3
コミック
#5 P.20
皇帝「スカイウォーカー...?お前の存在を感じるぞ...」
ルーク「そうだ。ここにいる。」
皇帝「どうやって我がクローン製造室に入り込んだのじゃ?この部屋は立入禁止のはず...出ていけ!転生の時が近づいている...何者もここにいることは許さん。」
ルーク「それを阻止するために来たのだ。」
皇帝「...ほう、わしの授けた力を使ってか。 ひとつ提案がある、我が友よ。ここでお前を殺すかわりに、お前の肉体をわしにくれぬか...そうすれば、文字通り一体となって全銀河を制覇できる。」
ルーク「皇帝陛下、あなたの秘密を知りつくした私は、あなたの影響を払拭した。クローンをひとつ残らず葬り去れば、あなたはおしまいだ!」
皇帝「ふむ...そうか?なるほど...では、死ぬか!」
ルーク「消えた!」
皇帝・・・消えたとな、スカイウォーカー?わしがエネルギー体として存在するのを忘れたのか?わしはお前の周りにいるぞ。ここだ...それからここだ!ここにも、そしてここにもじゃ!・・・
ルーク「クローンのどれか1体に入ろうとしている!全て破壊するのだ!」
ルーク「クローン製造室を切り刻むのだ!魂の宿らぬクローンを全て細かく切り刻むのだ!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-4
コミック
#5 P.21-22
皇帝「遅すぎたぞ、スカイウォーカー。ぬかったな。」
皇帝「そうだ。お前はクローンを1体見逃したのだ。 今は1体あればよいのだ。見よ!わしは若返った!永遠に生き続けるのだ!」
ルーク「そんなことをさせるものか!」
皇帝「動きが遅いぞ、スカイウォーカー!」
ルーク「!」
皇帝「本気でわしに勝てると思っているのか?暗黒面の心臓部であるこのビィスでな。」
ルーク「忘れるな...今の私はジェダイ・マスターだ。それに、暗黒面をも学び尽くした。」
皇帝「わしに対してフォースを使うのか?お前にできることといえば、わがジェダイの武器コレクションのところまで、わしを突き飛ばすぐらいのものじゃ!お前の暗黒面の知識とて同じこと...」
皇帝「暗黒面の知識は、数多くの“ジェダイ・マスター”とやら呼ばれた者たちが、わしに打ち負かされたことを語ってはくれなかったか?お前の知識は、わしがすでにお前を打ち負かしていると言わなかったかな?愚かなジェダイよ...滅びるのはうぬたちのほうだ。貴重なライトセーバーが、ジェダイの妄想を終わりにしてくれるわ!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-4
コミック
#5 P.22-24
皇帝「どうしたのじゃ、スカイウォーカー?疲れたのか?お前が父と戦ったときほど、お前は若くはないのだぞ!」
ルーク「お前は、銀河をお前の暗闇で満たした。だが、私は父とは違う...父には見えなかったものがはっきりと見える。暗黒面の完全なる終焉が!」
皇帝「愚かなジェダイめ!まだ目が覚めぬのか、わしは強い!先ほども申したはずだぞ。父と同様、わしには勝てぬとな!」
皇帝「よせ、スカイウォーカー。まだ死ぬのは早い。あらためて暗黒面に忠誠を誓うのだ、さもなくば死ぬぞ。さあ、立て...お前の妹を見つけだして、我がホロクロンを奪い返さねばならぬ...それにお前の妹のガキもな!今度こそ、反乱軍の息の根を止めてやる!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 4-4
コミック
#5 P.24-25
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注!!意訳です。完訳ではありません。(^_^)
Last Update 24/Apr/1999