ダーク・エンパイア I
Dark Empire #2
Devastator of Worlds

年 代 出 来 事 場 面 参 考
グリーン3「「グリーン3からグリーン・リーダー。第3衛星付近から高次空間を離脱してくる艦艇を捉えました。」」
グリーン・リーダー「「こちら、グリーン・リーダー。ピナクル基地に確認をとった。あの艦艇は、識別コードを発信していない。迎撃コースに入れ。」」
グリーン3「「え...あ、補助動力が使用不能...」」
グリーン・リーダー「「落ち着け、キッド、固くなってるぞ。哨戒任務は初めてか?」」
グリーン3「「も、も、もち...え、ええ、そうです。」」
グリーン・リーダー「「気楽にいけ。たった1隻じゃないか。惑星付近には、反乱同盟軍の全軍が停泊している。我が軍のスター・デストロイヤーも護衛についている。心配するな。スキャナーから目を離すなよ、方位05を押さえろ。」」
デファイアンス
Defiance
オーディオ・ドラマ
シーン 1-20
アクバー(Admiral Ackber)提督「こちらは、旗艦<デファイアンス>のアクバー提督だ。」
グリーン・リーダー「「アクバー提督?あの惑星モン・カラマリ(Mon Calamari)のですか?それなら、どうして識別コードを発信されないんです?」」
アクバー「帝国軍の輸送部隊と一戦交えた、それでこちらのトランスポンダーが損傷しているのだ。」
グリーン・リーダー「「あなたは銀河中核界(Galactic Core)への偵察任務に赴かれてるはずですが...」」
アクバー「帝国軍がこちらの思惑通りに行動してくれるとは限らんのだよ。同盟軍の指導者、モン・モスマにつないでくれたまえ、直ちにな。」
グリーン・リーダー「「了解。」」
デファイアンス
Defiance
オーディオ・ドラマ
シーン 1-20
モン・モスマ(Mon Mothma)「「アクバー提督!ご無事でなによりです!」」
アクバー「そちらこそ、モン・モスマ、お久しぶりですな。わしらは帝国の支配領域深部へできうる限り進入し、惑星ビィス(Byss)まで到達した。そこは数千隻の戦艦が取りまいておった。それに、モン・モスマよ、不穏な動きがある。内戦中の帝国軍双方の艦艇が、次々と銀河中核界で姿を消しているのだ。」
モン・モスマ「「他の宙域のスパイやプローブ・ドロイドから、同様の報告が来ています。一艦隊が丸ごと追跡スクリーンから消えました。何が起きているのでしょうか?」」
アクバー「内戦のせいで帝国の星系は惨憺たるありさまだ...原住民は苦境にあえいでおる。この先どうなることやら...銀河の将来が心配じゃ。もし誰かに艦隊の指揮権を握られたら、銀河の半分を奪い去られるところだ。丁度、あの宇宙艦隊の司令官の一人に権力を握られるところであったが、消えてしまった。」
モン・モスマ「「神に感謝するしかなさそうですね。」」
アクバー「それしかなさそうですな。もしくは...ふむ、いやな選択だが、私の能力の不足ということでしょうな。帝国の元故郷への任務の様子はどうです?スカイウォーカー司令官から連絡はありませんか?」
モン・モスマ「「それが...、良くないのです。ルークのスター・デストロイヤーがインペリアル・シティに墜落しました。カルリジアン将軍とアンティリーズ将軍も同行してます。プリンセス・レイアとソロ将軍が救出に向かいました。」」
アクバー「で、首尾は?」
モン・モスマ「「まだ連絡はありませんが、成功したら知らせてよこすはずです!帝国領域の惑星からの無線も傍受したのですけど、妨害波がすごくてよく聞き取れないのです。彼らはカルリジアン将軍たちとルークを発見したけれど、ルークが一緒に戻ってこなかったらしいのです。詳細はまだわかりません。」」
アクバー「モン・モスマよ、どうやらうまくいったようです。<ファルコン>が帰ってきた!<ミレニアム・ファルコン>が高次空間から離脱してくるのをキャッチした。我らはピナクル基地へ向かう。」
デファイアンス
Defiance
オーディオ・ドラマ
シーン 1-20
コミック
#2 P.2-3
ハン「ソロからピナクル基地へ。<リベレイター>乗組員を無事救出、まもなく帰還する。」
コンピューター「「ピナクル基地。反乱同盟軍の最新司令部。所在地:惑星ダ・スーチャ(Da Sootcha)の第5衛星。地形的状況:第5衛星の大気圏は炭素系、生命体の生存に適す。衛星の表面は、100%が鋸状の岩に覆われる。固有生命体:“イクセル(Ixylls)”の名で知られる知性を持つ鳥類。同盟軍司令部は北半球の洞窟群に位置。防御システム:この情報は、訓練生には機密扱いである。」」
ハン「この間抜た送信機を直さないとな。<ミレニアム・ファルコン>で基地へ戻る度に、コムリンクが、あのいまいましい訓練生用オリエンテーションを拾いやがる!」
レイア「落ち着いて、ハン。今は係留中よ。」
コンピューター「「牽引ビーム解除。リパルサーリフト停止。下船を許可する。ピナクル基地へようこそ。」」
ミレニアム・ファルコン
Millennium Falcon
オーディオ・ドラマ
シーン 1-21
コミック
#2 P.4
ジャン・ドドンナ将軍(General Jan Dodonna)「プリンセス・レイア!ご無事でなにより...私もたった今戻ったところです。ところでスカイウォーカー司令官は?」
レイア「ルークは暗黒面に囚われました。それも自ら望んで!」
C-3PO「R2-D2も一緒なのです。たとえ生きのびたとしてもスクラップにされるのがオチです!」
ドドンナ「急ぎましょう!直ちに、全ての報告が可能です!モン・モスマが指揮官の緊急会議を招集したところです!」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 1-22
コミック
#2 P.5
モン・モスマ「スカイウォーカー司令官を連れ去ったそのエネルギー嵐は、一連の事態と関連がありそうですね。同様の嵐が、いくつかの星系で確認されています。のみならず、偵察任務をおこなったアクバー提督より、銀河中核界から大艦隊が姿を現わしたという報告も受けています。帝国軍の内部抗争に気をとられている間に、何者かが反撃に出て来たのです。」
ドドンナ「暗黒面の天才が陰で糸を引いているのは間違いない...想像を絶する新兵器が投入されているのだからな。」
モン・モスマ「ホログラフ・プロジェクター、起動。」
モン・モスマ「偵察ドロイドの報告によれば、悪魔のようなマシンが出現し、現在、カラマリが攻撃に晒されています。 これが、その映像です...」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 1-23、25
コミック
#2 P.6
レイア「なんてこ...」
ハン「あれはいったいなんなんだ?」
モン・モスマ「カラマリでは、<ワールド・デヴァステイター>と呼ばれています。<ワールド・デヴァステイター>が通った後には石ころ一つ残らないと言います。この恐るべき破壊兵器数十隻が、反乱軍派の惑星に攻撃の矛先を向け始めています。」
レイア「あれは..あれはインペリアル・スター・デストロイヤーよりもずっと大きいわ。」
モン・モスマ「ご覧の映像はアクバー提督の故郷の惑星モン・カラマリから送られてきたものです。モン・カラマリは同盟軍発足以来の仲間です。したがって、敵がこの惑星に狙いをつけても不思議はありません...そうですね、アクバー提督?」
アクバー「そのとおりじゃ...何年も前に、皇帝は、帝国に反抗していたモン・カラマリアンを奴隷にした...わしらが抵抗運動をはじめると、街を焼き払いおった...しかし、わしらはくじけるどころか頑強に抵抗を続け、同盟軍屈指の戦闘部隊を作りあげたのだ!」
アクバー「皇帝が<デス・スター>を建設したとき、殲滅すべき惑星リストのトップの一つにカラマリが挙がっていた...皇帝が死んだとき、我らは解放されたと思った。だが、帝国再興をもくろむ謎の敵は、この<ワールド・デヴァステイター>を使って皇帝の遺志を継ごうとしているのだ!」
レイア「あきらめないで、アクバー提督。ルークから学んだことを一つ言わせてもらえば、希望は力よ。強い意志の力なのよ。私たちはあなたの惑星を助けられるわ。」

ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 1-23、25
コミック
#2 P.7-8
ハン「俺にはそんなに恐ろしいものに見えないな..っていうのは、護衛のTIEファイターが2,3機しか見えないし、重火器もない..なんか、でかくて黒い長方形の艦艇が惑星の表面に停まってるだけじゃないか。」
アクバー「<ワールド・デヴァステイター>の兵器はただ一つなのだ、ソロ将軍。<デヴァステイター>の正面に大きな四角い口が見えるだろう?」
ハン「ああ。底にももう一つあるな。牽引区画のように見えるが。」
モン・モスマ「あの<ワールド・デヴァステイター>は巨大な工場なのです。<デヴァステイター>は何もかも呑み込んでしまう。それぞれが内部に溶解炉と工場を内蔵しており、呑み込んだ物質から原材料を再生産する...」
レイア「...それを加工して破壊兵器を次々と作り出すのね!ハン、<ワールド・デヴァステイター>は、まるでねじれた生物のように...何かを破壊するたびに、さらに強くなっていくのよ。」
アクバー「カラマリからの報告では、<ワールド・デヴァステイター>を止めることはどうしてもできないということじゃ。全ての攻撃を全く受けつけないのだ。」
ハン「イオン砲はどうなんだ、提督?」
アクバー「効果はない。」
ハン「地上戦は?」
アクバー「自殺行為だ。」
ハン「打つ手は無いってことか?」
アクバー「まさに死神そのもの。<デス・スター>よりはるかにたちが悪い!」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 1-23
コミック
#2 P.9-10
ガマック艦長(Captain Gammack)「できない!繰り返す、魚雷では敵の進行をくい止めることはできない!」
カラマリアン2「「Cファイア4!Cファイア4!引き起こせ、引き起こすんだ!」」
カラマリアン3「「被弾した、被弾!」」
カラマリアン2「「Cファイア中隊、Cファイア中隊、砲塔を狙え!」」
ガマック艦長「避難シャトル!避難シャトル隊を先に出すんだ!全滅するぞ!」
反乱軍パイロット「「退け!退くんだ!全中隊、隊形を立て直すぞ!」」
ガマック艦長「こちらの北側に3機いる!やつらに地表を削らせるわけにはいかない!」
反乱軍パイロット「「誰だ?!」」
ガマック艦長「こちらは、第3大隊のガマック艦長だ。」
反乱軍パイロット「「了解、艦長、北へ向かう<ワールド・デヴァステイター>3機を確認、赤道から数キロの地点です。2機が西方向へ向かってます。我々を半球からはじき出すようにくさび形隊形をとっています!あの怪物の1機が、たった今こちらの1個師団を撃破しました!あの無敵の艦隊にどうやって立ち向かえばいいんでしょうか?」」
ガマック艦長「反乱軍基地に連絡を取らなくてはならん。」
反乱軍パイロット「「送信したら退却してください!それまでできうる限り援護します!」」
ガマック艦長「私の送信機の出力が惑星外まで届けばいいのだが。反乱同盟軍、こちら、惑星カラマリからの送信。強大な<ワールド・デヴァステイター>からの攻撃を受けている...」
カラマリ
Calamari
オーディオ・ドラマ
シーン 1-24
ガマック艦長「「繰り返す、強大な<ワールド・デヴァステイター>が...こっちへ来た!うわぁ..」」

モン・モスマ「送られてきた通信は以上です。」
レイア「あんな大虐殺が。」
アクバー「早急に行動を起こさねばカラマリだけでなく、反乱軍側の惑星は全滅だ!」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 1-25
コミック
#2 P.10
アクバー「この衛星ピナクルの母星ダ・スーチャは水の惑星。わしはカラマリの同胞をここへ疎開させるつもりだ!」
アクバー「グリーン中隊とブルー中隊は、Xウイング・ファイターにて直ちに出動。カラマリの撤退活動の援護にあたるように。カルリジアン将軍とアンティリーズ将軍、拿捕したスター・デストロイヤーで<ワールド・デヴァステイター>を牽制してくれぬか?」
ランド「<リベレイター>をぶっ壊したばかりだしな...ゴミ収集車以上のものを操縦する資格があるとはおもえん。ハン、お前どうだ?銀河一の名パイロットだろ!」
ハン「ああ、悪いが...お前たちに任せるよ、ランド。反乱軍に加わった新米のファイター・パイロットの世話で手一杯なんだ。...気をつけてな。」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 1-26
コミック
#2 P.10
レイア「こんにちは、いとしいジェイセン(Jacen)..あら、可愛いジェイナ(Jaina)はそこなのね。ああ、会えなくてとても寂しいわ...」
ハン「お〜い、レイア、あのな..、ああ、そこか。また、子供たちのホログラムを見ていたのか。」
レイア「どうすることもできないわ、ハン。この子達はとても遠くにいるのよ...」
ハン「 レイア...これしか方法がないのはわかってるじゃないか。ずっと離れた新オルデラン(New Alderaan)に隠れていれば、帝国に狙われずに済むんだ。」
レイア「でも、時々たまらなく抱きしめたくなるのよ..」
ハン「やめろ!プロジェクターは止めなくていい。」
レイア「あなたも私と同じぐらい、この子達の姿を見ていたいのね。」
ハン「ああ、そうなんだろうな。」
レイア「見て、ハン。ジェイナはあなたの髪を、ジェイセンはあなたの眼を受け継いでいるわ。」
ハン「ああ...それに運がよけりゃ、二人とも君のように利発だ。俺の姿と君の頭脳だ、銀河の主役になるだろうな。」
レイア「次世代のジェダイ騎士たちよ。」
ハン「彼らは何百という世界の指導者になり、この俺は密輸業者のじいさんで、子煩悩の水分農夫のように彼らの顎の下をくすぐってやるのさ。」
レイア「何?」
ハン「ああ、俺のことさ。俺の人生だ。綺麗な妻をもって、寝心地のいい柔らかいベッド、壁には絵...ぷぷ、俺のいつもの望みさ。」
レイア「ハン...今日みたいに任務を断るなんて、あなたらしくないわ。」
ハン「レイア、いまいましい戦争だ...結婚してから5分と気の休まる時がない。」
レイア「じゃあ?」
ハン「本当はランドに付き合いたかったけど...そうなるとまた別れ別れの生活に逆戻りだからな。」
レイア「ハン...ルークの身に異変が...」
ハン「おいおい、レイア...人生に一度くらいは、俺が感傷や空想に耽ってみたっていいじゃないか。俺の思いがわかるだろ?ルークは大丈夫だって!」
レイア「まだ生きてはいるけど...どんどん遠ざかっていく気がするの...助けが必要だわ...」
ハン「少しは俺達自身の時間が必要なんだ、レイア。ルークは大丈夫だ。本人が助力を拒否したじゃないか。やつなら独力で乗り切れるさ...」
レイア「ハン...」
ハン「俺はジェダイの決断に異論を唱えるほど向こうみずじゃないぜって言ってるんだ。それに...君がここで心配していればそれで充分だよ...」
レイア「私が?」
ハン「そうさ。やっぱり、綺麗なプリンセスはここにいた方がいいのさ、何が起こるか知ってる悪名高いならず者(scoundre)と一緒にな...」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 1-27
コミック
#2 P.11
ルーク「むぅ...俺をつかまえたのはいったい何だっんだ、あれはただのエネルギー嵐なんかじゃない...それに俺をどこかの暗闇の中に放り込んでいった。寒いな。」
ルーク「R2、君かい?」
ルーク「ここがどこかはわからないな。エネルギー嵐に巻き上げられて、気がついたら高次空間船の中だよ、R2。まだ生きているらしいな。誰か...何かが俺達をつかまえて、暗闇の中に置いたんだ。ま、光が無くてもどうってことない...」
ルーク「窓はないが...フォースを使えば、こんなマンダロア壁など無いのも同然だ!...俺達は帝国軍の監獄艇に乗せられている。クローン大戦の時に、ジェダイ騎士の護送に使われたものだ。」
囚人船
Imperial Dungeon Ship
オーディオ・ドラマ
シーン 1-28
コミック
#2 P.12
ルーク「どうやら目的地に着いたようだ!」
ルーク「惑星...銀河中核界のどこかだ。数千隻の戦艦が辺り一面に...でかいぞ..あれは!フォースの暗黒面に完全に包み込まれているぞ。...R2、ここが暗黒面の本拠地に違いない。つかまれ、R2。降下し始めたぞ。」
囚人船
Imperial Dungeon Ship
オーディオ・ドラマ
シーン 1-28
コミック
#2 P.13
牢番(Imperial Dunngeoneer)「捕虜の受け入れ準備完了!」
ソヴァリン・プロテクター(Imperial Sovereign Protector)「ようこそ、ジェダイ騎士。どうぞ...こちらへ。」
ルーク「俺はどこにも行かない..」
牢番「暗黒フォースの檻、起動。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 1-28
コミック
#2 P.14
ソヴァリン・プロテクター「暗黒フォースの檻、作動。囚人の収容完了。生け捕りにしましたぞ。」
ダーク・サイダー(Dark Side Adept)「でかした。お客様は無事ご到着されたと...陛下にお知らせしろ、大王の間へ連れていく。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 1-28
コミック
#2 P.14
ルーク「R2、機能は正常かい?」
ルーク「二人とも無事でよかった。うん...なんだ?...心の中に...つぶやきが頭の中に...だめだ...集中することが...できない...」
牢番「この檻はジェダイを逃がさぬように設計されている。これはフォースの力を遮断するのだ。檻の中にいる間は、お前の精神支配の能力や肉体を支配する技は働かなくなる。」
ルーク「うむむ...それでは、月並みな質問をさせてくれ。ここはなんという惑星なんだ?」
牢番「ここは惑星ビィス(Byss)、銀河の中心に非常に近い所である。」
ルーク「あれはなんだ...つぶやきが聞こえるが?」
牢番「つぶやきだと?」
ルーク「そうだ...あの声だ...不気味な...」
牢番「何も聞こえぬが。」
ルーク「お前は何者なんだ?」
牢番「陛下にお仕えしておる。」
ルーク「それは何者だい?ちょっと偉大な妄想を持った帝国軍の総督(Governor)か?」
牢番「新しいご主人様を愚弄するとは愚かなヤツだ。もうすぐお会いできる。」
牢番「パレスに到着した。」
センチネル(Imperial Sentinel)「囚人をお出しなさい。ここから我らが連れていきます。」
ルーク「あの装甲服を着た醜いヤツらは何者だ?知り合いのようじゃないか。」
牢番「彼らはインペリアル・センチネル(Imperial Sentinel)。帝国の生え抜きの戦士達なのだ。暗黒フォースの檻、停止。」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 1-29
コミック
#2 P.15
ルーク「ここだ、R2...正体不明の敵はここにいる!」
ソヴァリン・プロテクター「囚人よ、出るのだ!」
ルーク「行くぞ、R2。」
ソヴァリン・プロテクター「出ろ!と言っているのだ!」
ルーク「貴様らの指図は受けん!俺は自らの意志で出向いたのだ!」
ソヴァリン・プロテクター「!!!」
牢番「!!!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 1-29
コミック
#2 P.15-16
ルーク「ジェダイ・マスターの機嫌を損ねるとどうなるかわかっただろ。今すぐお前たちの指導者に会わせろ。」
センチネル「あつかましい子犬め!私が..」
ダーク・サイダー「たわけめ。やつから目を離すな。だが傷つけてはならぬ。“自由意志”と言うのなら、そう思わせておくがよい。だが、あやつの命運は尽きたも同然!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 1-29
コミック
#2 P.17
ルーク「この宮殿は迷路のようだ。だが、フォースが導いてくれる。ここだ。」
ルーク「ここはまるで...謁見の間のようだ!」
皇帝パルパティーン(Emperor Palpatine)「そうじゃ...余の謁見の間じゃ!あっぱれなものじゃ!逃げずに立ち向かってくるとはな!」
ルーク「貴様は!皇帝!」
皇帝「そうじゃ。」
ルーク「だが、貴様は...」
皇帝「死んだか?若きスカイウォーカーよ...お前を含む全ての人間は、暗黒面の力を知るべきだな。お前はもうすぐ知るが...そう...お前は我が側にて帝国を支配するよう運命づけられておる!永遠にな!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 1-30
コミック
#2 P.17-18
皇帝「ああ、若きスカイウォーカーよ。もう一度会いに来てくれて嬉しいぞ。」
ルーク「皇帝が...生きている...どういうことなんだ。死んだはずでは!」
皇帝「そう、そのとおりじゃが、解せぬのか?お前は...感じておったはずだ。お前は既に暗黒面に触れたであろう。依然会ったときよりも、フォースが一段と強くなったな。だがそれは、わしとて同じ!ガード達よ、二人きりにせよ。」

ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 2-1
コミック
#2 P.18
ルーク「どうやって生き延びたのだ?」
皇帝「エンドアの衛星でのお前達の愚行から生き延びたことか?お前の哀れで弱々しい父親のあさましい裏切り行為から生き延びたことか?“死んだ”のはあれが始めてではない!あれで終わることもない。それがフォースの暗黒面の奥義なのじゃ。お前がもうすぐ学ぶことになる奥義じゃ。わかるか、我が若き弟子よ、肉体など所詮脆弱なものだ。とても暗黒面のパワーを支えきれぬ。長年に渡って、わしは死んでは甦った。肉体が朽ち果てる度に、別の肉体、若き日のわしのクローンに我が魂を移してな...」
ルーク「クローン!そうだったのか!」
皇帝「そうだ、若きスカイウォーカーよ。死は苦痛をともなう..生まれ変わる時は苦しいぞ。しかし、永遠の生命が得られるのだ!それくらいの代償は仕方あるまい。わしは無形のエネルギー体として永遠に生き続けることになろう...力の化身としてな!」
皇帝「提案がある、我が若き弟子よ。お前の父親は死んだ。わしに仕えぬか?嫡男たるお前にはその資格がある...どうじゃ?」
ルーク「そんな...ことが...考えられるか...」
皇帝「ためらっておるな。手助けをしてやろう。スクリーン・オン。」
皇帝「惑星カラマリ中を荒れ狂う戦闘を見よ。あの哀れな反乱軍は、我が<ワールド・デヴァステイター>の脅威から逃げまどっている。余の前にひざまずくのじゃ、さすれば、<デヴァステイター>を意のままに動かせるのだぞ!」
ルーク「だめだ...」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 2-1
コミック
#2 P.18-19
皇帝「わしは反乱軍にチャンスをくれてやった...銀河奪回のな!その間に肉体を離脱した我が魂は、銀河の空虚な空間を超えてここのクローン貯蔵庫に戻ったのじゃ。わしが身を隠していた5年の間、お前の仲間たちは夢を叶えようとしていた。だが、ジェダイ騎士がおらぬと何もできぬ。そして、勝機はこちらにある!秘密裏に、わしは銀河一の兵器を造りあげた!あの<ワールド・デヴァステイター>は完全無欠なのだ。攻撃などものともしない。たとえ乗組員が全員殺されたとしても、わしが管理する特別製マスター・コントロール・プログラムの命令によって、あの艦艇自身が破壊行為を続行するのじゃ。」 ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 2-1
コミック
#2 P.20
ルーク「それは...R2?俺のライトセーバーか。」
皇帝「父の後を継ぐのはおのれの宿命だと思え...余に背いた者どもに思い知らせてやるのだ。」
ルーク「断る!」
皇帝「ライトセーバーを手にし、再び我が前に立ったな。そしてまた、ためらっておる。わかっておる。よくわかっておるぞ、我が友よ。我が約束せし力に誘惑はされぬか?そのライトセーバーの一振りが何十億もの主義主張を救うことになる...だが、それが暗黒面の終わりを意味するのかな?」
ルーク「打ち倒す...俺に異を唱えるもの全てを打ち倒す...」
皇帝「迷っておるようだな?怒りにまかせてわしを打ち殺したところでムダじゃ!また生き返るだけの話!」
ルーク「ノー!」

ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 2-1
コミック
#2 P.20
皇帝「玉座を攻撃したところで、わしは死なぬぞ!わずかの差で外したな!だが自らの意志で外した!お前は確かに成長した、自制心を身につけたようだ。もはやカッとなって愚かしい真似をする青二才ではない...素晴らしい...」
ルーク「俺は...お前を...殺せない...」
皇帝「わしに勝つチャンスを与えてやろう。暗黒面の奥義を学ぶのじゃ...それしか方法はないぞ。」
ルーク「暗黒面の秘密...あのつぶやきだ...あれが暗黒面だ。あの力の誘惑だ...だが一度だけなら...真実がわかる...俺はうち勝てるはずだ...暗黒面に...」
皇帝「決断するのだ、若きスカイウォーカー!さあ!」
ルーク「俺は...俺は...」
ルーク「わかり..ました。」
ルーク「我が父の運命は...我が道です。」
皇帝「よくぞ申した!我が若き弟子よ!これから力を合わせて銀河を奪い返すのじゃ!」
ビィス
Byss
オーディオ・ドラマ
シーン 2-1
コミック
#2 P.21-22

3PO「失礼ですが、将軍、あの..」
ハン「後にしろ、3PO。」
3PO「将軍..」
3PO「ソロ将軍..」
ハン「なんだッてんだ!?」
3PO「レイア様のことです、将軍。部屋に鍵をおかけになって閉じこもられています。どなたの呼びかけにも応じられないのです!」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 2-2
ハン「レイア?」
レイア「ああ、ハン。ここよ。」
ハン「一人なのか。真っ暗じゃないか。明かりをつけてもいいか?」
レイア「え?ああ...いいわ。」
ハン「そうだな、その方がいい。何をしているんだい?」
レイア「ごめんなさい、ハン。不安な気持ちをぬぐい去れないのよ...」
ハン「元気を出すこと、それが大切だ。表に出て、何が起きているか見てみろよ。銀河中が帝国に反旗を翻しているんだぜ..」
レイア「 ハン...それどころじゃないの。ルークの身に恐ろしいことが。たった今不吉な高笑いが聞こえたの。とても恐ろしいことが起きたのよ、ハン。ルークを失ってしまった。」
ハン「ヘイ、ルークのことなら心配いらないって..」
レイア「バカ言わないで、ハン。ルークは大変な窮地に追い込まれている!助けに行かなくては!わからないの?私とあなたのことじゃないのよ!子供たちのことでもない。彼を助けなければ、子供たちの命も危ういのよ!ルークのことは、全銀河に関わることなの。ハン、彼には私が必要なのよ!」
ハン「ああ、わかったよ!」
レイア「ハン、怒らないで。」
ハン「怒ってなんかいないよ。ちょっとな、レイア...俺はイヤな予感がするんだ...」
レイア「ああ、ハン。」
ハン「こんなこと言ったヤツがいる、ジェダイのプリンセスと結婚すると退屈しないぜッてな。そのとおりだ。」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 2-3
コミック
#2 P.23-24
ハン「チューイー?チューイー?」
ハン「チューイー、流動安定装置の修理が済んだら、...<ファルコン>の燃料を満タンにしろ...暗黒面とのデートに出かけるぞ。」
ダ・スーチャ
Da Soocha
オーディオ・ドラマ
シーン 2-4
コミック
#2 P.24-25

NEXT : The Battle for Calamari

注!!意訳です。完訳ではありません。(^_^)
Last Update 24/Apr/1999