前に戻る

位置を確認する

次に進む

バクラの休戦 #0
帰任報告

年 代 出 来 事 場 面 参 考

4y ASW4 宣誓供述 9483749/12982
ハン・ソロ将軍とペイジ中尉による状況報告記述。モンモスマとアクバー提督に提出。

エンドア
Endor
The Truce at Bakura Sourcebook
P.10

拡大する



モン・モスマ(Mon Mothma)「ソロ将軍、どうぞ、スター・デストロイヤー<アキューザー(Accuser)>に対する乗艦行動についてのあなたの報告を詳述してくれますか?少々...曖昧なものですから」
エンドア
Endor
The Truce at Bakura Sourcebook
P.10-11

拡大する



ハン・ソロ将軍(General Han Solo)「ああ、まあ、話すことはあまりありません」
モスマ「何か付け加えたいことがありますか、提督?」

拡大する



アクバー提督(Admiral Ackbar)「いや、ありませんな。ソロ将軍の評判からすると、彼の報告がとても理解しがたいということ以外はな」
モスマ「ペイジ中尉、おそらくあなたがソロ将軍の報告の空白部分を埋めてくれるでしょう。正直な将軍によると、あなたとコマンドーは単にあなたの命令で、引用しますと、“敵艦に乗り込みブリッジを制圧した”と」

拡大する



ペイジ中尉(Lieutenant Page)「はい、マダム。その通りです。ソロ将軍と私は乗艦行動を指揮しました」
モスマ「ソロ将軍も加わっていたのですか?」
ペイジ「あの、はい。実は、将軍のアイデアでしたので」
モスマ「そうでしょうね」
ハン「ありがとうよ、キッド」
モスマ「将軍、なぜこのような勝手な行動にでたのか教えていただけますか?私が承認しないことはわかってたはずですよ」
ハン「それが理由ですよ。とにかく、いいアイデアだと思った。で、実行した」
モスマ「なるほど。続けて、中尉」
ペイジ「そうですね、掃討戦はまだ続いていましたが、ほとんどは頭上でおこなわれていました。惑星方面部隊の指揮官、ダーリン少佐は、後任の地上部隊を監督するためにエンドアに残っていました。彼は私をコマンドーの一時的指揮官に任命しました。私達が、まだ軌道上に少し問題があるとの報告を受けたとき、チューバッカ一等航海士とソロ将軍は、エンドアに侵入する時に使用したシャトルでいくつかの仕事をしていました。援軍が上陸してはいましたが、ソロ将軍は、もっと...戦いたがって...衛星上の戦いを援護したがっているようでした」
ハン「ああ、俺が戦いたがってたんじゃないさ。チューイーのアイデアだったってことはわかってるだろ」
アクバー「援軍を満載したインペリアル・スター・デストロイヤーに乗艦行動を試みることがチューバッカ一等航宙士のアイデアだったというのかね?付け加えて、コマンドーただ1隊で実行できるような作戦だったのかね?」
ハン「ああ、その、そうじゃない。あいつはタイディリアム(Tydirilum)で艦隊に戻った方がいいんじゃないかと言っただけなんだ」
モスマ「それから?」
ハン「それから、どちらの艦隊とは言わなかったよなと思ったんだ。それに、言うまでもなくシャトルには、俺達がつかまえたストームトルーパーの装甲服のスペアと保安コードを持っていたしな」
モスマ「それで、あなたはスター・デストロイヤーを盗むために、それを使ったというわけですか?」
ハン「ああ、まあ、そんなとこだな。あなたなら、将軍の特権として認めてくれたんじゃないかと思うんですがね」
モスマ「ええ、アクバー提督やメイディーン将軍及び私であれば、通常時以外の将軍特権として、そのような正統でない工作を承認することができます」
ペイジ「そうですが、マダム、その時はデス・スターの爆発で通信が混乱してました。私達はあなたに警報を伝えようとしたのですが、果たせませんでした」
モスマ「ソロ将軍がシャトルのコム・ユニットで交信をしようとしたと、文字通りに受け取っておきましょう」
アクバー「ペイジ中尉、君たちはどうやってブリッジへたどり着いたのかね?君や部下の能力を疑ってるわけではない...君と君の部下が非常に有能な軍人であることは知っているし、地上戦は私の専門分野ではないが...、あの手の賭けは圧倒的に不利だと思えるのだが」
ペイジ「ええ、実際、私達は発砲はしませんでした」
アクバー「そんなばかな。大げさに言ってるだけだろう、中尉」
ペイジ「いいえ、提督。つまり、私たちはエンドアを囲むシールドを通過したときの適切な帝国の通行許可コードを持っていました。ソロ将軍は、<アキューザー>の艦長を呼び出して、私達がデス・スターをたった今脱出してきたところだと、完全に納得させたのです」
モスマ「彼らがあなた方を受け入れたのですか?」
ペイジ「はい、マダム。おっしゃるとおり、彼らが招き入れてくれたのです」
アクバー「それから、どうやって乗員を排除したのかね?」
ペイジ「あの、それはソロ将軍が実行しました」
モスマ「もちろん、彼でしょう」
ペイジ「私たちはブリッジへ着くと...誓って言いますが、歩いて入っていっただけです...彼は、あの、<アキューザー>の艦長と交代したんです」
アクバー「私が理解したかどうか答えてくれないか、中尉。ストームトルーパーに変装したソロ将軍が、インペリアル・スター・デストロイヤーに乗り込み、君と部下達を率いてブリッジまで行進して、司令官になったというのかね」
ペイジ「いいえ、提督。ソロ将軍が着用していたのは、帝国軍の将軍の制服です、ストームトルーパーの装甲服ではありません」
モスマ「将軍ですって。いつも通りね」
ハン「ああ、似合ってたぜ、それだけのことだ」
アクバー「では、君と君の部隊はどうやって<アキューザー>の乗員を排除したのかね?」
ペイジ「ソロ将軍は、彼らに退去を受け入れさせました」
モスマ「...受け入れさせた...」
アクバー「...退去を...」
ペイジ「ああ、あの、私の部下が残りのブリッジ乗員を確保している間、彼はスター・デストロイヤーの艦長に完全になりきってましたから。それから、将軍は全艦体破損警報を発令して、乗員に命令を下しました、あの...」
アクバー「艦艇放棄を」
モスマ「驚嘆ね」
ハン「おっと、やめてくれよ。うまくいっただけさ」

宣誓供述 終了。

反乱同盟軍は、2隻のスター・デストロイヤー、<アジャディケーター(Adjudicator)>と<アキューザー>の拿捕に成功した。
<アキューザー>はほとんど完全な可動状態だったが、<アジャディケーター>は、エンジンと動力システムが戦闘によってほぼ破壊されていたので、同盟軍のヘビー・クルーザー数隻が拿捕した帝国軍艦艇を友好的な港に曳航する任務に就くこととなった。

エンドア
Endor
The Truce at Bakura Sourcebook
P.12
NEXT : 無人機のメッセージ

前に戻る

位置を確認する

次に進む

注!!ダイジェスト版です。詳細は参考書籍にて。(^_^)
Last Update 11/Nov/1999