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新たなる希望 #10
シスの暗黒卿

年 代 出 来 事 場 面 参 考
アンティリーズ「レイア!ユア・ハイネス、大丈夫ですか?」
レイア「私は−−−大丈夫のようだわ。何が−−−」
アンティリーズ「砲撃開始!加速再開!ただちに被害状況を報告しろ!」
第一士官「メイン・スタビライザー・フィン脇の第一シールドがやられました。第二シールドも50%になっています。」
アンティリーズ「回避飛行!」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.37

アンティリーズ「プリンセス、この宇宙船は戦闘向きではありませんが、このまま距離を広げられれば、何とか脱出−−−」
第一士官「艦長、メイン・スタビライザー・フィンが直撃されました!主反応炉と駆動装置が過熱しています!」
アンティリーズ「駆動装置と主反応炉のスイッチを切れ!」
レイア「アンティリーズ!」
アンティリーズ「切らなければ、この宇宙船は自爆してしまいます、ユア・ハイネス。」
第一士官「スター・デストロイヤーが接近してきています、艦長。<タンティブ4>を牽引ビーム(tractor beam)に捉えました。われわれを、船体下部の着床ペイに引き込むつもりです!」
レイア「アンティリーズ、このまま降伏してはだめ!時間を稼いでちょうだい!」
アンティリーズ「抵抗すれば、大勢の命が失われます、プリンセス。」
レイア「でも降伏すれば、反乱軍は壊滅してしまうのよ!」
アンティリーズ「第一士官、全乗組員に武器を与え、敵の侵入に備えろ!」
PA「「敵の侵入に備えよ!」」
アンティリーズ「艦橋を退去しろ。全員、戦闘部署につけ。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.37
3PO「あの音を聞いただろう?」
3PO「主反応炉と駆動装置が停止した。」
3PO「まさに狂気の沙汰だ。今度こそ、私たちはおしまいだぞ。」
3PO「そのとおり、駆動装置を停止するしかあるまい。でもこれからどうするつもりだろう?メイン・スタビライザー・フィンが破損しているから大気圏突入は無理だし、このままおとなしく降伏するとは思えないが。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
小説版
スター・ウォーズ
P.16-17
アンティリーズ「どれだけ時間を稼せげるかわかりません、ユア・ハイネス。」
レイア「とにかくあの情報を外へ持ち出す方法はないかしら?<タンティブ4>からデータ・テープを外に持ち出す方法はない?」
アンティリーズ「通信は妨害されてますし、この宇宙船から離れる脱出ポッド(escape pod)は撃ち落とされるでしょう。」
レイア「乗組員の一人に隠しもたせるのはどう?」
アンティリーズ「<デバステーター>は、追跡信号を追尾してきたにちがいありません。<タンティブ4>に乗船した誰かが、誘導ビーコン(homing beacon)を密かに持ち込んだのでしょう。確実に信用できる人間はいません。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.37
3PO「どうした、R2?」
3PO「船体上部が数箇所破壊された。今度ばかりはプリンセスも逃げようがないな。さて−−−」
3PO「あれはなんだ?」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
小説版
スター・ウォーズ
P.17

スクリーン・プレイ
スター・ウォーズ
P.4
レイア「あの音は何?」
アンティリーズ「奴らがわれわれを捕えたのです。証拠を消すために、あのデータは今すぐ破壊してください。」
レイア「だめよ!この情報を得るために多くの犠牲が出ているのよ。きっと何か方法があるはずよ−−−アンティリーズ。ドロイド!帝国軍は脱出ポッドを撃たないかもしれないわ−−−ドロイドしか乗っていなければ。」
アンティリーズ「プリンセス・レイア、宇宙船から離れたり落下したりするものは全て撃たれます。」
レイア「だけど、試す価値はあるわ!私はまだあのドロイド、R2・D2に従属指示を人力できるのよ。あのドロイドのメモリー・バンクに情報を入れて、タトゥイーンに送るのよ。」
アンティリーズ「ユア・ハイネス、ドロイドに?本気なんですか!反乱軍の未来を整備ドロイドに委ねるとは!」
レイア「他の方法はないのよ!チャンスがわずかだということはわかってるわ、アンティリーズ、でもそれしかないのよ!」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.37-38
第一士官「艦長、ストームトルーパーが侵入してきます。」
アンティリーズ「重火器装備の完全武装兵士です。こちらの乗組員は、長く食い止めることはできません。」
レイア「今すぐ空のポッドを投棄しはじめれば、ドロイドの脱出は目立たないかも−−−」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.38
アンティリーズ「私の任務はこの宇宙船を守ることにあります。」
レイア「アンティリーズ、設計図を無事届けない限り、すべての犠牲が無意味になるのよ。やってみなくては!」
アンティリーズ「わかりました。左舷後部の昇降階段へ行ってください。ドロイドが使役置き場にいるはずです。私のブラスターを持っていってください。やれるだけのことはします。」
レイア「そうね、私もよ。さようなら、アンティリーズ。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.38
アンティリーズ「第一脱出ポッド・クラスター、ポッドを投棄しろ。」
士官2「「艦長、われわれはストームトルーパーに押され、後退しています。」」
アンティリーズ「できる限り足止めしろ。抵抗しながら後退するんだ。第二ポッド・クラスター、ポッドを投棄しろ。」
士官2「「味方の被害は甚大です!ストームトルーパーがそちらに到達寸前です。」」
アンティリーズ「さっき命令したとおりだ!第三ポッド・クラスター、−−−ポッドを−−−投棄−−−」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.38
3PO「いそげ−−−こっちだ!」
3PO「たいへんだ!体が溶けそうだ。左足を引き抜いてくれ−−−腰のサーボモーターの調子がおかしい。」
3PO「みんなおまえのせいだぞ!寸足らずのアストロメク・ドロイドごときを信じた私がバカだった。いまごろ後悔しても手遅れだが、どうしておまえにそそのかされるまま持ち場を離れて、こんな危険きわまりない通路に迷い込んでしまったのだろう。もはやどこにも−−−」
3PO「なんだって?それはおまえだって同じだろう、このチビ−−−!」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
小説版
スター・ウォーズ
P.19
ストームトルーパー1「艦長がいたぞ!向こうへ、急げ!」
ストームトルーパー2「隊長、こっちです!艦長を捕えました!武装さえしていません。」
隊長「引ったてろ。ヴェイダー卿が自らご質問されるだろう。反乱軍のクズ(Rebel scum)め!おまえには、戦う根性もないのか!」
アンティリーズ「多分、私には−−−反撃は−−−無意味だとわかっていた。」
隊長「よろしい、艦長、ここで待とう。あとでクズのお仲間ども(scum friends)どもと合流させてやる。」
ストームトルーパー4「ヴェイダー卿が乗船されるぞ!ぐずぐずするな、気をつけ。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.38
隊長「ヴェイダー卿!<デス・スター>の設計図が宇宙船のコンピューターにはありません。」
ヴェイダー「誰が艦長だ?」
隊長「この男です。」
ヴェイダー「あの設計図はどうした?」
アンティリーズ「何のことだかわかりま−−−あぐ!」
ヴェイダー「おまえの命はこの手に握られているだ、艦長、おまえの咽喉のようにな。もがくな、息の根を止めるぞ。−−−受け取ったあの送信データはどうした?」
アンティリーズ「あぐぐ−−−送信データなど受け取っていない。こ−−−これは領事艇だ。船体のマークが見えなかったのか?われわれは外交任−−−ぐあ!」
ヴェイダー「たわごとを申すな!もし領事艇なら、大使はどこにいる?この宇宙船はオルデランの紋章をつけておるな。ロイヤル・ファミリーが乗船しておるのだな。」
アンティリーズ「ぐうッ−−−!」
ヴェイダー「頑固なうじ虫めが。意味のない死だ。隊長!宇宙船内を寸刻みに捜索し、なんとしてもあの設計図を探しだせ!大使は生け捕りにしろ!ただちに取りかかれ!」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.38-39

小説版
スター・ウォーズ
P.22-24
ストームトルーパー3「通路を探せ。合流路は押さえろ。反乱軍の捕虜は全員集めておけ。残りは私について来い!」

ストームトルーパー3「全ての通路を通って船尾まで行き、捜索しながら再び前部に戻る。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.39
レイア「パワー・ドロイド!教えて。使役置き場はどっちなの?」
レイア「使役置き場よ−−−どっち?」
レイア「ああ−−−いいわ!−−−どうもありがとう!」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.39
レイア「R2!R2・D2、こっちへ来て!」
レイア「音声従属モード、イプシロン・アクチュアル・コードを起動。ホログラム記録モードのスイッチを入れて。わかった、R2?」
レイア「記録開始−−−さあ。」

レイア「ケノービ将軍(General Kenobi)、何年も前、あなたはクローン大戦(Clone Wars)で父を助けてくれました。今度の帝国との戦いに、父はあなたの助けを求めています。あなたを訪ね、父の願いを直接伝えられないのが残念です。私の宇宙船が攻撃を受け、あなたをオルデランにお連れする任務を果たせなくなりました。私はこのR2ユニットのメモリー・システムに、反乱軍の安全に関する極めて重大な情報を納めました。父はその取り出し方を知っています。このドロイドをオルデランヘ届けてください。私たちは追いつめられています。助けてください、オビ=ワン・ケノービ。あなただけが希望なのです。」

レイア「記録終了−−−R2。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.39-40
3PO「R2・D2!R2−−−どこだ?」
レイア「今のメッセージとデータを、下の惑星に住むオビ=ワン・ケノービに伝えて。彼は、標準座標アルファ−1733−ミュー−9033の第一象限付近に住んでいるわ。わかった、R2?」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.40

小説版
スター・ウォーズ
P.20
3PO「R2!どこへ行ったんだ?」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.40
レイア「このデータ・テープを記録する準備を。」
レイア「この指令は全プログラムに優先します。船尾のクラスターにある脱出ポッドに乗って脱出しなさい。今教えた座標付近に着陸できるように惑星進入コースを計算しなさい。どんな犠牲を払ってもこのメッセージとデータを伝えるのよ。自己保存と他の全ての制限を解除します。わかった?」
レイア「幸運を祈るわ、おちびドロイド。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.40
3PO「R2、そこか?R2・D2、やっといた!そこら中を探していたんだぞ!隠れていたのか?誰かが一緒にいなかったか?こんなすごい煙では、視界が悪すぎる。」
3PO「ああ、気にするな。来いよ、急いだほうがいい。戦闘がこっちへ近づいているみたいだ。」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.40

小説版
スター・ウォーズ
P.21
3PO「いまごろ生き残った乗組員を捜しまわっているに違いない、どうしよう?機密なんか知らないのに。反乱軍に使われていたドロイドが信用されるわけがない。」
3PO「これからどうする?ケッセル(Kessel)のスパイス鉱山(spice mines)に送られるか、予備部品用に解体されるのがオチだ。危険物扱いされて爆破されるかもしれない!おい、ちょっと待て!私の言うことを聞いていなかったのか?」

タトゥイーン
Tatooine
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.40

小説版
スター・ウォーズ
P.21
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注!!ダイジェスト版です。詳細は参考書籍にて。(^_^)
Last Update 14/Aug/1998