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新たなる希望 #6
Operation Skyhook Phase4 : Data Transmission #1

年 代 出 来 事 場 面 参 考
C-3PO「R2-D2、R2-D2、起きろ、R2!」
監督官「宇宙船<タンティブ4>の全ドロイドと自動制御装置。こちらは使役置き場の監督官だ。指示を出す−−−起動!」

監督官「おまえたちパワー・ドロイドは向こうだ、作動開始!おい、作動しろと言ったんだぞ。」
3PO「ああ!ほんとに!仕事に戻る前にかろうじて充電する時間しかない。宇宙船の生活はつらいことばかりだ。いいかR2、私の通訳兼儀礼(プロトコル)の仕事はこれと比べたら天国だぞ。R2?聞いているのか!R2?」
3PO「R2-D2、起きろ、ちぴのとんま!」
3PO「“何か忘れていませんか?”ってどういう意味だ。自分の面倒を見るだけで精一杯なんだ。プログラムを酷使しているんだぞ。とてもおまえの心配までできるか!」
監督官「よし、整列しろ!」
3PO「今度は“元気を出せ”だって?これはおまえにとっちゃいつものような仕事かもしれんが、私にとっては屈辱的な単純労働なんだぞ!」
監督官「静かにしろと言ったはずだぞ!任務は次のとおりだ。指示されたメンテナンス・チームはすべて予定されているプロジェクト部門に行くんだ。さあ、動け。」
3PO「ああ、あの微妙なニュアンスを持つ人間の会話がなつかしい。レセプションや式典のとらえどころのない社交的な会話が懐かしい−−−。」
3PO「いいや、おまえと一緒に働くのは楽しくない!おまえはただのすんづまりのナットとボルトのかたまりだからな!」
3PO「もし、おまえたちアストロメク(宇宙船乗組用)・ドロイドが本当に賢かったら、通訳は必要ないだろう。そうしたら私は通訳兼儀礼の仕事に戻ることができるはずだ。」
監督官「さて、特別な任務だ。1体のアストロメク・ドロイドと相棒の通訳係だ。」
3PO「R2、私たちを選ぶと思うか?」
監督官「ええっと−−−じゃあR2-D2とその相棒、いいか?」
3PO「失礼、私はC-3POと申しまして、人間用通訳ドロイドです。現在この航海中の任務は−−−」
監督官「だまれ!ドロイドに話を聞きたい時はそう言う。」
3PO「もちろんです。大変申し訳ありません。」
監督官「おまえは人間の間でどう振る舞えばいいか知ってるか、3PO?」
3PO「C-3POです。はい、私は実に多くの−−−」
監督官「おまえとその相棒はアンティリーズ艦長のところに行くんだ、わかったな?」
3PO「アンティリーズ艦長!何と!私は彼の通訳の1人でした!」
監督官「艦長がおっしゃるとおりにしろ、わかったか?」
3PO「よくわかりましたとも。それから言わせていただければ−−−」
PA「「全乗組員及び自動制御装置に告ぐ。<タンティブ4>はあと15分でハイパースペースから通常空間に戻る。ドック係のアルファとベータは所属部署に報告するように。」」
監督官「通常空間に?もう?では、目的地はもうすぐだな。やれやれ。さあ、行け、3PO、すでに遅れているぞ。」
3PO「参りますとも。ご安心ください。全力をつくします。私はC-3POでございます!C-3POで−−−」

ハイパースペース
hyperspace
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.30-32
アンティリーズ「プリンセス・レイア、もう一度言わせてもらいますが、私はこの計画には反対です。」
レイア「反対したいのなら聞きます、アンティリーズ。」
アンティリーズ「ハイパースペースを出て、立入禁止の星系に入った途端に深刻な事態になるでしょう。外交使節特権が有ろうと無かろうと、帝国艦隊(Imperial Starfleet)に捕まれば、彼らが乗り込んできて逮捕ということになります。」
レイア「アンティリーズ、今行動しないと、反乱軍が帝国暴挙を阻止するチャンスは失われることになるのよ。躊躇している時間はないの!」
アンティリーズ「−−−全乗組員ただちに副司令センターへ退去せよ。自動制御装置を作動させろ。」

ハイパースペース
hyperspace
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.32
アンティリーズ「ああ、頼んでおいたドロイドが来ました。」
3PO「R2,静かに!アンティリーズ艦長、この仕事に従事できて光栄です。私はC-3POと申しまして、人間用通訳ドロイドです。」
3PO「ああ、そうだ、これは私の−−−私の部下で、R2-D2です。」
アンティリーズ「3PO。おまえはプロトコル・ドロイドだったな?アストロメク・ドロイドなんかと組んで何をしているんだ?」
3PO「この旅行では少しばかりの通訳が必要になったのです、艦長。説明を付け加えさせていただければ、それは−−−」
アンティリーズ「ああ、いいとも3PO、だがわれわれには時間がないのだ。おまえの相棒を、ここから緊急エアロックのそばに連れて行ってくれ。」

ハイパースペース
hyperspace
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.32
アンティリーズ「さあ二人ともこのプログラム・テープを聞いてくれ。」

アンティリーズ「これで音声強制入力(voice override)になり、コード・イプシロン・アクチュアルが起動した。」
3PO「そのとおりです、艦長。あなたの指示をお待ちしております。」
アンティリーズ「私の隣に立っている方のIDを知っているか?」
3PO「もちろんです、艦長。オルデランのプリンセス・レイア・オーガナ様、帝国元老院議員でもあるお方です。」
アンティリーズ「これは指令・制御の指示だ。二人ともレイア・オーガナのIDと、彼女がこの船に乗っていることを秘密にし、絶対に洩らしてはならん。彼女の声は指令・制御プログラムに登録されている。」
3PO「かしこまりました。」
レイア「今の説明で充分なの?」
アンティリーズ「ユア・ハイネス、このプロトコル・ドロイドは少々エキセントリックだが、しっかりしています。」
レイア「尋問捜査に耐えられるかしら?」
アンティリーズ「あなたが言うことには間違いなく従います。嘘をつくことや自爆も含めてです。」
レイア「そこのあなた、アストロメク・ドロイド。R2-D2という名前なの?」

レイア「この艦橋から、緊急エアロックを通って外に出て、船のナビ・コンピューター・センサー室へと回ってちょうだい。あなたはそこにいて、あたかも修理しているように振る舞うのよ。」
アンティリーズ「3PO、このコムリンクをおまえの相棒につけて、そいつと連絡を取りあうんだ。」
3PO「かしこまりました、艦長。」

ハイパースペース
hyperspace
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.32-33
レイア「大丈夫?」
アンティリーズ「このドロイドたちは命令どおりにやってくれます。少なくともこれで立入禁止の星系にとどまる口実ができます。」
レイア「帝国艦隊に発見されたら、彼らがこの説明を受け入れてくれることを望みましょう。」
アンティリーズ「通常空間に再突入します。」

ハイパースペース
hyperspace
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.33
アンティリーズ「C-3PO、R2をエアロックに入れてハッチを開けろ。」
3PO「はい、艦長。行け、R2。」

トプラワ
Toprawa
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.33
アンティリーズ「プリンセス・レイア、受け取る情報が、これだけの危険を犯す価値があることを期待します。」
レイア「この情報を入手するために100人以上の反乱同盟軍兵士の命が失われたのよ、艦長。」
3PO「R2が船外に出て船体を横切っています。ユア・ハイネス!」
レイア「帝国艦隊はこの星系の周辺を厳重に封鎖しているわ、だから私たちのエージェントは情報を外に持ち出せないでいるのよ。」
アンティリーズ「それが何なのかお聞きしてもよろしいですか?」
レイア「<デス・スター>と呼ばれる、帝国の戦略兵器プロジェクトの噂を聞いたことはない?」
アンティリーズ「ありません。」
3PO「R2がナビ・コンピューター・センサー室に達しました。」
レイア「惑星をも破壊する火力を備えた、巨大なバトル・ステーションよ。」
アンティリーズ「そんな、途方もない!私は−−−」

トプラワ
Toprawa
タンティブ4
Tantive4
ラジオ・ドラマ版
スター・ウォーズ
P.33-34
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注!!ダイジェスト版です。詳細は参考書籍にて。(^_^)
Last Update 13/Aug/1998