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バクラの休戦 #21
バクラよさらば

年 代 出 来 事 場 面 参 考

ルークはハッチウェイでレイアに合流した。彼は早口に説明した。
バクラ
Bakura
小説 下 P.261-264

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ルーク「彼は強いフォースを持ってるんだ。きっと素晴らしいジェダイになれる。若いからのみこみも早いだろう。何とかして助けなくちゃ」

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レイア「できることがあれば手伝うわ、でも、ルーク・・・」

サナスが連れてきた医務員は、デヴの口に透明チューブをさしこみ、マスクを顔にあてていた。両目には包帯が巻いてある。彼は手短に説明した。

医務員「バクタ・パージです。役に立つかもしれないし、立たないかもしれない。とにかく痛み止めは打ってあります」

ふいにデヴが片腕を持ち上げた。ルークは顔を寄せ、笑顔で励まそうとした。

ルーク「デヴ、俺だよ、ルークだ」

デヴは口からチューブを抜いた。

医務員「待ちなさい!」

医務員が叫んだ。ねばっこい液体がデッキに飛び散る。ルークはチューブをつかんで先を曲げ、中身が垂れるのをふせいだ。ねばりつく甘いにおいに、氷の惑星ホスで入ったバクタ・タンクの不快な息苦しさがよみがえる。医務員が引ったくるようにチューブを取り、台に乗せた。

医務員「本気で助けたいなら、話は短く切りあげてくださいよ」

ルークは膝をついた。

ルーク「デヴ、傷が治るまえにトレーニングを始めようじゃないか。そうすれば退屈せずにすむ」

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デヴ「ああ、ルーク」

デヴはかすかな笑みを浮かべた。

デヴ「僕はジェダイにはなれないよ。心に傷を受けてるもの。僕はずっと・・・コントロールされてたんだ。彼らにあまりにも長くね。きれいな最期にしてくれてありがとう」

彼は深く息を吸いこみ、力を振り絞って言葉を押しだした。ルークはけがをした手を自分の手ではさんだ。

ルーク「同盟軍の外科医はすごく腕がいいんだ。火傷のあとなんか、プロセティクですっかりきれいになる。一緒にエンドアに行こう」
デヴ「プロセティクだって?エンテクメントみたいな名前だ」

デヴはぶるっと体を震わせた。

医務員「もうやめてください!」

医務員がルークを脇に押しのけ、デヴの顔にマスクを戻した。ルークはよろめいて璧にぶつかりながらも、デヴを安心させるようにフォースを送った。デヴは光り輝いていた。彼が言うとおり、邪悪な影はきれいに消えている。おそらく体ではな魂を癒すことに専念していたにちがいない。
だが、その光はしだいに縮んでいくように見えた。ルークは再びひざまずいて、デヴを自分の強さで包み、壊れた体にもっと強く心をつなぎとめようとした。デヴからは感謝の波が返ってきた。と、いきなりフォースの一点から光があふれた。ルークはまぶしさに思わずたじろぎ、不安にかられて呼びかけた。

ルーク「デヴ?」

閃光が消えていく。デヴ・シブワラの存在は大きな光の海に吸いこまれた。医務員が医療センサーをにらみつけながら、唸るように言った。

医務員「だめでした。最初から無理だったんですよ、中佐」
ルーク“正義はどこにある?デヴはせっかくその途についたばかりだったのに。彼ならフォースをコントロールする術を学ぶことができたろうに。それとも無理だったのだろうか?”

ルークには、<ファルコン>のギャンブル・テーブルのそばで杖に寄りかかり、首を振っているヨーダが見えるような気がした。医務員はチューブの液を絞ってまるめ、他の器具と一緒にキャリーパックにしまった。

医務員「お気の毒です。ベストは尽くしたんですが、医療器具もこの通りポータブルですし・・・」
レイア「わかっているわ」

レイアがつぶやいた。ルークは両目を覆って咳こんだ。

医務員「横になったほうがいいですよ」

レイアの声と医務員の声が遠のく。ルークはひざまずいたまま、苦しみに耐えた末に自由になり、勝利を喜んで死んだ若者のことを思った。
バクラ
Bakura
小説 下 P.264-269
しばらくすると、小さな手が彼の肩に置かれた。

ルーク「レイア?きみは−」

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ゲリエル「いいえ、ルーク。レイアはコンプレックスに戻ったわ。協議するためにね。わたしよ」

ゲリエルの声だ。ハンが彼女を<ファルコン>の中に招き入れたのか?ルークは立ちあがろうとしたが、右脚に力が入らなかった。

ルーク「手を貸してくれないか」

彼はつぶやいた。ゲリエルは片手を差しのべて彼を立たせると、驚いたことに腰に巻きつけたショールをはずし、そっとデヴの顔にかけた。

ルーク「ありがとう。よく気がついてくれたね」

ゲリエルは片方の眉を上げた。

ゲリエル「あなたのためにしたのよ。彼のためじゃないわ。彼は本当に改心して死んだの?」
ルーク「ああ」
ゲリエル「どうして?よりによってあんな人間を助けたかったの?」

ゲリエルはささやいた。ルークは彼女と目を合わせるのを避けてうつむいた。

ルーク「彼はとてもつらい思いをした。だから強さも知ってほしかったんだ」
ゲリエル「あなたが彼に示したのはただの強さだけかしら?人間の思いやりもあげたような気がするわ」

抑えろ。自分を抑えなくては。ルークはこのまま彼女の腕の中に倒れこみたい衝動に耐え、微笑もうとした。ゲリエルは彼のウエストに腕をまわし、その手を肩へと這わせて彼を引きよせた。

ゲリエル「いいのよ。吐きだしてしまったほうが楽よ、ルーク。つらいでしょう?あなたの気持ちはわかるわ。でも、その分あとで喜びがくるのよ。それが“宇宙のバランス”なの」

ルークは偽りをかなぐり捨て、彼女を抱きしめて泣いた。ゲリエルはじっと立ちつくし、彼の悲しみを受けとめてくれた。こんな面を見せたことで、あんがい彼の思い出の“バランス”はとれたかもしれない。やがて気持ちがおさまると、彼はゲリエルを放し、ホログラム・テーブルの座席に導いた。

ゲリエル「いったいどうやって−その−あなたはトライコイドの幼虫を殺したの?」
ルーク「あれはそういう名前なのかい?どうして知ってるんだ?」
ゲリエル「わたしにも一匹いたの。ネリアス総督が医務員を呼んで出してくれたのよ。でもあなたのまわりには医務員はいなかった」
ルーク「そのかわりフォースがある」
ゲリエル「カンティーナの活躍は素晴らしかったわ。あのときのことは決して忘れない」
ルーク「特別なことをしたかな?」

ゲリエルは彼を見上げた。ハニー色の髪が<ファルコン>のベンチレーターにそよぎ、美しい顔にかかる。

ルーク「きみの惑星は素晴らしい。ここに来て本当によかったよ」
ゲリエル「ええ。二度とここを離れるつもりはないわ」

彼は最後の望みを隠そうとしながら、やさしく言った。

ルーク「バクラは同盟軍に外交使節を送るだろう。きみはその役にぴったりだと思うな」
ゲリエル「その日が来たら、他の人を指名するわ、ルーク。わたしはここでしなくてはならない仕事があるんですもの。エピーも、それからヨーグ叔父様もわたしを必要としているわ。キャプティソンの一人として、これまで学んできたことを役立てなくては」
ルーク「そうか」

ルークはがっかりしながらホログラム・テーブルに両肘をついて、体重を移し替えた。右脚のねじった場所はまだうずくし、深く息を吸いこむたびに肺が痛む。どうやらエンドアへの帰路も、癒しに専念することになりそうだ。さもないと、帰ったとたんに2-1Bにバクタ・タンクにほうり込まれかねない。いや、結局そういうことになるかもしれないが。

ゲリエル「囚人は連れてかえるつもり?」
ルーク「俺たちはそういうことはしないんだ。そんなことをしたら嘘つきになるし、俺たちの目標に嘘をつくことになる。ここのトルーパーは家に帰って必ず何人かに同盟軍のことを話すだろう・・・俺たちが彼らを捕まえることもできたが、自由にしたってね」
ゲリエル「ルーク?ごめんなさい」

彼女は低い声で言い、彼の肩に指先をのせた。ルークは彼女の心の氷が解けていくのを感じた。もう遅すぎた。彼はゆっくりと彼女に顔を向け、自分のフォースを開いた。この快い興奮がいつまでも続いてほしい。ゲリエルも今度は壁を築こうとはしなかった。

ルーク「どうして?人類が勝ったんだよ」
ゲリエル「ルーク、遠くにいても、あなたと一緒よ」

ゲリエルは頬をそめた。ルークは彼をのみこもうとする静かな孤独を押しやった。さもないとまた取り乱してしまいそうだ。永遠に一人ぼっちだなどと考えてはいけない。彼はためらいがちに彼女の顔にふれた。

ルーク「そうだね。でも、一度だけここで一緒に・・・」

ゲリエルは彼の腕に身を寄せた。ルークは唇を重ね、花びらのような温かい唇を味わった。甘く温かい彼女の存在が心を満たす。やがて彼は思い出をだいなしにする前に、自分から彼女を離し、つぶやいた。

ルーク「あとでまた」
二人は立ちあがり、ルークは足を引きずらないように気をつけながら、ハッチまで送った。ランプの上で医務員がルークを呼びとめた。

医務員「あなたも治療が必要ですよ、中佐。差別する気はありませんから、安心してどうぞ」
ゲリエル「さようなら」

ゲリエルがつぶやいた。ルークは彼女の手を握った。

ルーク“ゲリエル、いつもフォースがきみとともにあるように”

ルークはスカートをひるがえして降下シャフトに消えていくゲリエルの後ろ姿を見送った。暴動のなごりの細かい灰がおだやかな風に吹かれパームクリート製の屋上から巻きあがる。ストームトルーパーはサナス司令官に従い、とうの昔に一人残らず下に降りていた。ルークは若い帝国軍の医務員に顔を向け、額をこすった。

ルーク「そうだな」
ルーク“また新しい戦いが始まる”

隔壁に寄りかかったハンが声をかけてきた。

ハン「来いよ、ジュニア。この先生がここにいるうちに、せいぜい利用させてもらおうじゃないか」

ルークは二人に導かれて寝台に戻ると、慎重に息を吸いこみ、脚と肺を調べてもらうために横になった。
サナスと駐留基地が、<ドミナント>はサリス・ダーの脅威たりえないことを知らないのは幸いだった。新しい“乗員”とは、たった二人の興奮した若いカラマリなのだ。あの上陸して一騒動起こした二人とは違うが。

プター・サナスは、千人の兵士が次から次へと、大きいことは大きいが恐ろしく古いバクラン・スペース・ライナーに乗りこんでいくのを見守っていた。バクラは帝国の撤退を望んだのだった。その声明が発表されたのは昨日。ネリアスの死から二時間後だった。ライナーに乗りこむ兵士の数は、全体の半分にも満たない。死んだのか、捨てられたのか、バクラにすら戻ってこない者も大勢いた。スカイウォーカーの御膳立てだろう、ゆうべのうちに姿を消した者もいる。だが将校はほぼ全員が残り、目の前の列を先導している。姿が見えないのは医務員が二人と、気象係の将校が一人だけだった。帝国軍の武器弾薬、その他装備のたぐいは、ストームトルーパーの装甲服にいたるまでバクラに残していくことになっていた。バクラ政府はこれから新たに防衛艦隊を組織し、そしてその艦隊の一部は遠からず同盟軍艦隊に吸収されるだろう。もっとも、TIEファイターは数えるほどしか残っていない。大半はシィルウクに、そしてその後は反乱軍に撃墜されてしまったからだ。残念なことだ。
バクラン・ガードが二人−サナスの周囲では、武装しているのはこの男たちぐらいなもの、いや、一人は女性だが−彼の後ろに立った。ようやく最後の部隊の搭乗が完了したのだ。サナスは短く命じた。
バクラ
Bakura
小説 下 P.269-271

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サナス「ランプを上げろ」

彼は気をつけの姿勢で立ちつづけた。背中にバクラ人の視線を痛いほど感じる。コクピットの窓の中から、帝国軍のベテラン戦闘パイロットが首を伸ばした。サナスは彼に敬礼し、片手で離陸しろと合図を送ると後ろにさがった。エンジンが点火された。サナスは二人のバクラン・ガードと後ろにさがりつづけた。ライナーはふわっと浮きあがり、ゆっくり向きを変える。
おそらくは・・・自由へと。プター・サナスは敬礼をつづけながら、左手をポケットに突っこんだ。小さくて固いものがふれる。バクラ人の一人がしゃがみこんで銃をかまえた。
サナスはパールの握りがついた折りたたみナイフを取りだし、ガードには構わず、胸に顎をうずめて制服の赤と音の階級章に切りこみを入れ、はぎとってポケットに落とした。それから、後ろのガードに顔を向けた。

サナス「すまないが、キャプティソン首相のところに案内してくれないか。故障したキャラック級クルーザーをもう一度動けるように直すには、専門家のアドバイスが必要だ。わたしはあのクルーザーをよく知っている」
ガード「同盟軍のもとで、ですか?」

バクラ人は帝国軍から没収したブラスター・ライフルをおろした。サナスはうなずいた。

サナス「そうとも。同盟軍のもとでだ。わたしは亡命する」
ガード「その、わかりました。一緒に来てください」

サナスは急ぎ足でランドスピーダーに向かうバクラ人に従った。

TIEファイターのうち、一機は同盟軍が戦利品として持ちかえることになった。ルーク・スカイウォーカー中佐は、どうにか医務員の許可を得、階級にものを言わせて、そのTIEファイターに乗って異星人のクルーザーに向かった。修理がおわり、新しく<シブワラ>と命名された(もっとも、同盟軍の乗員は<フルーティ>と呼んでおり、結局はそう呼ばれることになるだろうが)異星人のクルーザーに近づいていく。ルークはバキューム・スーツのグローブをはめた手でコントロールをつかんだ。]ウイングに比べると、シールドのない荷物箱に乗っているようだ。ターンも加速もまるでパニックに陥ったウォンプ・ラット同様、しかもあらゆる針路平面に不安定で、揺れがひどい。
一度はTIEファイターを飛ばすのが夢だったし、この任務を強引に引き受けたのはそのせいもあったが、何より彼はシィルウクのブリッジを最後にもう一度見たかった。あのときもう少しで引きこまれそうになったダーク・サイドのにおいが、まだ体にしみついているような気がする。何度暗闇を避ければいいのか?フォースが強くなり、知識が増しても、いつまでも誘惑がつきまとうのだろうか?
ルークはおそるおそるTIEファイターをシィルウクのハンガー・ベイに導いた。ハンが降りたのもここかもしれない。このクルーザーは臨時にバクラ人の乗員から同盟軍に引き渡され、撃沈された<フラーリィ>のかわりに使われることになっている。バクラと同盟軍のあいだでは定期的なやりとりが行なわれる予定だった。ルークはこのTIEファイターをハンガーにおさめ、高射砲に使うよう提案するつもりだが、アクバー提督はスパイ活動に狩りだすかもしれない。
ルークは足早にブリッジに向かうと、ハッチウェイでしばしたたずみ、あわただしい動きを見守った。異星人のクルーザーのブリッジはすっかり変わっていた。もはやそこには、敵意は感じられない。金属とプラスチックで作られた広いスペース、ただそれだけだ。とはいえ、隔壁には長いあいだ支配されてきたデヴの苦悩と、彼の奴隷としての年月が、そしてルークが解放した人間のエネルギーがしみついているようだった。
光のあるところ、必ず暗闇もある。日々、どちらかを選んで生きなくてはならないのだ。ルークはクルーザーの一番下の階から最上階まで見てまわった。三時間後にそれが終わると、彼は人間のエネルギーが一つたりとも残つていないことを確認し、クルーザーをあとにした。

バクラ
Bakura
小説 下 P.271-273
ハンは人さし指を耳に押しあて、入ってきたルークにチューイバッカの後ろに座れと合図した。それから手をおろし、チューイーに向かって唸るように言った。
バクラ
Bakura
小説 下 P.273-275

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ハン「おまえが何をしてたか、そんなことはどうでもいい。とにかく、俺は一日じゅうレコーディング回路を動かしておけと言ったはずだぞ」

チューイーはスパナで隔壁を叩いた。どうやらまた、改造されすぎている<ファルコン>の悪いトリックがでたらしい。ルークはまだ立ったまま尋ねた。

ルーク「どうしたんだい?」
ハン「サブスペース無線だ。最大限のレンジに設定してあって、アクバーからコード・メッセージが入ったのはいいが、受けながらデコードしなくちゃならなくてな。この毛玉が勝手に自動解読器を切っちまったもんだから−」
レイア「アクバーですって?」

レイアがルークの肩に手を置いた。ルークはそのぬくもりに感謝して、自分の手を重ねた。

ハン「イェー!“帝国軍戦闘グループ”がどうとか言ってたぞ。“小規模”だとか、“できるだけ早く”だとかな」
レイア「きっとエンドアで追い散らした艦隊の一部だわ。アクバーの偵察部隊が、この規模で手におえる程度のグループを発見したのかもしれないわね。帝国はまだまだ巨大ですもの。この機に乗じて、彼らの衰退にはずみをつけないと」
ルーク「そういうことなら。出発の時間だな。そのまえに・・・」
ハン「ああ、そうだ。出発するとしようぜ。ストラップを締めたほうがいいぞ、レイア。ルークはちょいと用事があるんだ。ほんの一分ですむ」
3PO「「レイア様。わたくしが<ファルコン>に戻ってまいりましたときの話をお聞きください。何とストームトルーパーの格好で・・・」」

R2といつものゲーム・テーブルのそばにいる3POが、コムリンクを使って話しかけてきた。ルークはチューバッカがデヴを運んでくれた第一エア・ロックに向かった。手を伸ばし、指先でゲリエルの羽根のように柔らかいショールにふれると、悲しみが胸にあふれた。チューバッカはそれでデヴの頭と肩を包み、残りには古い毛布をきちんと巻いてくれていた。二人とも失ってしまった。ゲリエルもデヴも・・・だが、その二人は彼の心にふれ、彼に貴重な教訓を教えてくれた。二人のことは決して忘れないだろう。ルークはつぶやいた。

ルーク「ありがとう」
レイア「「用意はできた?」」

コムリンクからレイアが低い声で尋ねた。ルークがエア・ロックからさがると、自動的にドアが閉じた。

ルーク「ちょっと待つてくれ」

ルークはそう言って、急いでコクピットに戻り、ビューポートの外に目をやった。レイアが彼の手を握りしめた。ハンはレバーを引いてハッチを開け、側面のスラスターをリバースに入れた。ぐんぐん上昇する<ファルコン>とは逆に、デヴのなきがらはまっすぐバクラに落ちていく。それは明るい炎をあげて燃えながら、大気圏の上層部を通過していく。
ルークは一瞬ひときわ鮮やかに燃えあがったデヴのなきがらを見つめた。あらゆる命のように、時の流れのなかでは、ささやかなものかもしれない。だがフォースのなかでは限りなく大きな存在なのだ。

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注!!ダイジェスト版です。詳細は参考書籍にて。(^_^)
Last Update 06/Nov/1999